人間ドッグほ本当に健康管理をする上で必要なのか
<h3>トレーナーの観点から人間ドッグの効果、意味、そしてリスクを考える</h3>
・今回は皆様が当たり前に受けている人間ドッグについて考えて見たいと思います。
これはトレーナである私の持論でもありますが、人間ドッグは早期発見ができ、悪いはずがないと思っている方ほど、病気になることが多いと思います。いや、もっと正確な表現をすれが、全然大丈夫な状態なのに、病気にされてしまい、そのごの検査、薬、副作用によって本当に病人にされてしまうリスクの方が高いと思います。
近年、社会保障の関係から人間ドッグが進められていますが、これは日本人の感覚であり、欧米ではなぜ病気でもないのに検査をするのか・・と人間ドッグという発想がなく、検査ずきの日本人の特徴と言えます。
私は、人間ドッグをやった時のメリットと、それによるデメリットを考えた時、明らかにデメリットのパーセントの方が大きいとしております。例えば、食道や胃の場合、人間ドックの被曝量は通常のガン検査の5倍。胸部レントゲン検査と比べると、800倍になると言われております。そのため、人間ドックを毎年受けている人たちは、二次がんになりやすく、そのことががんが見つかる割合をさらに押し上げていると言えます。むしろ、レントゲンが人体大きな負担をかけ、細胞レベルでがん細胞の増殖を助けているとさえ言えます。
また、人間ドックで特に問題なのは胸部のエックス線写真は1枚だが、人間ドックでは2枚撮ります。また、食道や胃のレントゲン検査ではがん検診が7枚なのに対して、人間ドックは8枚以上撮ります。当然、放射線の被曝量は多くなります。これらは、人体にとって何一つ良くなく、体にとっては負担でしかありません。
現在では、人間ドックの年間受診者は1日コースで全国280万人、2日コースで25万人と検診を信仰する方が非常に多いのが現状です。
<h3>早期発見んガンは緊急性のないものである</h3>
・早期発見、早期治療が良いと思い込んでいる方は非常に多いと思います。私は、医療、薬剤、病院など色々な利権が働く状態での判断んいは誤りが多く、自分自身の判断、または学び、本当に正しいのか考察する必要があると考えます。
人間ドックでガンが早期発見されることがありますが、ドックで見つかるガンは緊急性のないものばかりだということを見落としてはいけません。緊急性のあるものであれば、人間ドックにかかるまで何かしら、体に異変があるものです。
人間ドックで一度でもがん細胞が見つかったら、緊急性がないにも関わらず、すぐに治療を受けたり、定期的に検査を繰り返すことになります。すでにこの期間が一番ストレスがかかっておりこれだけでも、体にとっては大きなマイナスです。
最近では、お医者様の中にも本当のことを言って見える方がみえ、『人間ドックによって病気がほり起こされるもの、検査は頻繁にいくものではなく、本当に必要な時に必要な検査を受ければ十分なのです』
私も、トレーナーの観点から、将来このシステムは変わってくると考えております。今後、がんの早期治療によって、誤って寿命を縮めてしまう方が減ることだけを心から願います。倫理観が何より大切だと思います。