<h3>脂質では太らない理由とは</h3>
・近年、太るメアニズムが徐々にわかってきました。以前はたんぱく質や脂質も摂りすぎることによって、それが脂肪に変わってしまって太るため、たんぱく質も脂質も摂りすぎには注意が必要でした。
ただ、最近の研究によって、より明確に分解する際の体のメカニズムが分かってきたことにより、食品の摂取の仕方に違いが出てきました。
まず、大きく理解しておくポイントとして、『直接血糖値をあげるのは糖質のみ』
このポイントを押さえておくことが大切です。最近の常識の一として見直されてきました。ですので、糖質制限、炭水化物カットは理にかなっており、体重を減らしたい方は積極的に減らす食べ物だといえます。
また、糖質は炭水化物などのご飯、めん、パン以外にも多く含まれているため、炭水化物カットしている方で体重が減らない方は、一度他の食べ物の中に糖質が多く含まれていないか、見直して見てください。
以上のことからタンパク質、脂質も摂りすぎても、インスリンというホルモンが出ないため、とっても問題はありません。ただ、タンパク質、脂質をとった時、以下の条件かでは関節的には血糖値をあげてしまうことがわかってきました。この条件下とは・・・
<h3>ある条件下とは何か・・・それは糖新生の働きです</h3>
・ある条件下では『糖新生の働きが関係している』とわかってきました。
間接的ではありますが、消化、吸収されてすぐに血糖に変わるのではなく、そのあと、代謝されて血糖に変わるものがあります。それタンパク質と脂質でし。
1、血糖が低い
2、エネルギーが不足している
3、インスリンが効いていない
この3つの条件が全て揃った時『 糖新生 』は怒ります。
糖新生とは、その名のとうり糖が食事から摂取できなくなった時、違う材料を使って糖を新たに作り出す身体の働きです。この糖新生は基本的には肝臓で起こりますが、飢餓時には腎臓でも起こります。また、糖新生という代謝経路によって、タンパク質や脂質は血糖へと変換されます。ですので、この3つの状態を意識し、血糖が極端に下がり切らないようにすること、エネルギー不足にならないように、食べる時間を消化する時間を頭に入れ摂取することが大切です。
絶食時に血糖値が低下し、糖によるエネルギー供給が不足した状態によなるとグリコーゲンやグルコースを分解する代わりにタンパク質の分解とアミノ酸の異化が促進されてその炭素骨格エネルギー源として用いられます。
この時筋肉ではアミノ酸の異化によって生じたアミノ基がグルタミン酸のアミノ酸として固定された後、グルタミン酸のアミノ基をピルビン酸に移転してアラニンに変換します。
このようにして生じたアラニンは血流に入って肝臓まで届き糖新生によってグルコースに変換されます。